阿部内科循環器科

神戸市東灘区 内科・循環器科 阿部内科循環器科

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不整脈(心房細動)の話

心房細動とは?

通常は規則正しく動いている心臓のリズムが乱れている状態を不整脈と言います。
そのなかで最近頻度が増えているのが、「心房細動」です。心房が細かく震えケイレンを起こしているような状態で、脈拍がバラバラな状態で、時に急に速くなったり、逆に遅くなったりするため、動悸や胸の不快感を覚えることがあります。

 

心房細動の合併症は?

心房に血液のよどみができるため、血栓(血の塊)ができやすくなります。3日も心房細動が続くと血栓ができるといわれています。その血栓が心臓の血流とともに流れていくと、多くは脳の血管に流れていき、脳塞栓(脳の血管が詰まり、脳梗塞になること)を引き起こす危険性があります。巨人軍の長嶋元監督やサッカーのオシム元監督が倒れた原因も心房細動です。

 

心房細動の治療は?

(1)抗不整脈薬やカテーテルアブレーションによって心房細動そのものを治す治療

(2)脳梗塞を予防するための抗凝固療法が必要です。少し前までは抗凝固薬といえばワーファリンという薬しかありませんでしたが、最近はプラザキサやイグザレルトという新しい抗凝固薬も使えるようになってきました。
(ワーファリンは納豆・青汁などに多く含まれるビタミンKの影響で効果が不安定となってくるため、定期的に採血でその効き具合(PT-INR)をチェックする必要がありましたが、新しい抗凝固薬はワーファリンより効果が安定しているといわれています。)

【当院ではPT-INRを院内で測定しています】